2015年6月4日木曜日

iPhoneの中身をすっかりサッパリ綺麗に掃除してくれるアプリ。iPhoneもスピードアップするよ。

PhoneClean
  • OS:OS X10.7 以降
  • 掲載時の価格:1,999円〜
  • こんな方にお勧め:
    • iPhoneのシステムを掃除したい方。
    • iPhoneのパフォーマンスを保ちたい方。
    • iPhoneをシステムチューニングしたい方。
    • iPhone内の個人情報を保護したい方。
  • チェックポイント:PhoneCleanはMac版とWindows版の両方があります。もちろん、機能は同じです。その名の通り、iPhoneのメンテナンスを行うアプリです。個人情報の消去や、二度と使われないゴミと化したジャンクファイルの削除、保存メモリはもちろん、動作メモリのクリーニングを通じて、iPhoneを快適に動作するようにしてくれます。
以前にレビューしたMacのクリーニングアプリであるMacClean、更にはiPhoneアプリの管理ツールであるAnyTransと同じデベロッパがリリースする姉妹アプリです。
ぶっちゃけ、MacCleanAnyTransがかなり便利なお役立ちアプリなので、PhoneCleanもレビューさせて欲しいと当鑑定団からお願いをした次第です。

レビューする時間が取れずに少々ご紹介が遅くなってしまいましたが、早速まいりましょう。
メンテナンスツールの中には、通常のクリーニングとより詳細なクリーニングの項目がそれぞれ重複しているものもありますが、このPhoneCleanでは、それぞれが別項目になっています。あなたの必要に応じて両方を使い分ける事が出来ます。
ちなみに「ツールボックス」の項目では、なんと脱獄済みiPhoneにも対応した設定までもあります。

  

「クイッククリーン」の項目がこちら↓です。
iPhoneの操作や通知、表示に関わらない、内部ファイルやゴミファイルの削除が主な機能です。


スキャンしてみると、やっぱりありましたね。これでも比較的こまめにメンテナンスをしているのですが、クラッシュログなど、普通であれば、まず絶対に再利用しないであろうファイルが見つかりました。


項目をクリックすると、詳細情報(不要なファイルの情報)が表示されます。
そういえば、最近iTunesとの同期がうまく行かなかったことが多かったです。


「ディープクリーン」では、さらにシステムの内部やメッセージ関連などの、より奥深くの不要ファイルを掃除してくれます。


ディープクリーンではもしもの時のために、必ずバックアップをとる設定になっています。この際、iTunesでのバックアップを暗号化している方は一旦、暗号化を解除する必要があります。(iTunesでの再バックアップはキャンセルしても問題ありません。必要であれば、後ほど暗号化を戻してバックアップしましょう。)


ディープクリーンでもやっぱり不要ファイルが見つかりました。
やれやれ・・・

なお、iOS自体の仕様が変更されたため、iOS8.3では、アプリ内部のファイルにアクセスできなくなっています。そのため、現バージョンのPhoneCleanではアプリ内部で抱えられた不要ファイルを削除することが出来ません。iOS8.3をご利用の場合は、ご覧のように↓一部の項目がグレーアウトされます。


とはいえ、アプリ内部のファイルの要/不要を見極めるのは、慣れた方でも少々難しいものですし、そもそもPhoneCleanにはアプリ内部を操作しないよう、個々に設定する項目もあるぐらいですから、触れない方が良いかもしれません。
アプリ内部のクリーンを行わなくても、結構充分(下図参照下さい)にクリーニングできますし。
デベロッパでは、iOS8.3でも完全制御出来るように鋭意開発努力中とのことです。 


iPhone4、4s等のワークメモリの少ない機種では、クリーニングのおかげで動作も快適になりますよ。

ダウンロードページ