2015年5月15日金曜日

ゲームのセーブデータ(死語)もまるごとバックアップ。複数のiPhone間で直接コピーやクローン(複製)もできちゃうアプリ。

AnyTrans
  • OS:OS X10.8 以降
  • 掲載時の価格:3,999円〜
  • こんな方にお勧め:
    • iPhoneをバックアップ/リストアしたい方。
    • 必要なデータだけをバックアップ/リストアしたい方。
    • 複数のiPhone/iPod Touch間でアプリやデータのコピー/移行/共有(マージ)したい方。
  • チェックポイント:AnyTransはMac版とWindows版の両方があります。もちろん、機能は同じです。iPhoneのメンテナンスから、バックアップ、アプリやデータのコピーや、複数のデバイス間での移動やマージ(結合)を行うことができます。
以前にレビューしたMacCleanのデベロッパ担当者より、再びご連絡をいただきました。実は、以前からかなり気になっていたアプリでしたので、早速、ガッツリと試しまして、今回のご紹介です。

AnyTransを一言で説明すると・・・iPhoneの総合管理アプリと言えるでしょう。単純にバックを取るだけでなく、あなたのお好みのままにiPhoneのアプリとデータを操作できます。しかも、複数のデバイス(わたしの場合、新旧含めて6台の端末があります)に渡って管理できるというスグレものです。

完全に日本語化されていますので、どなたでも安心してご利用いただけるでしょう。(当鑑定団では英語版のアプリをご紹介することが多いですから)
一応、起動時に言語を選ぶ事ができますが、もちろん、デフォルトで日本語を選択です。

AnyTransを起動する前に、あらかじめiPhoneをMacにケープル接続しておくことをお勧めします。別に起動後に接続しても不具合はないのですが、デバイスの認識とデータの読込に少し時間がかかるので、わたしはそうしています。

iPhoneはメディアプレーヤでもありますから、AnyTransはiTunesのライブラリも確認してくれます。


一方、デバイス(接続した端末)のデータは、iTunesよりも遙かに多くの項目を操作する音ができます。
前述のように完全に日本語化されていますし、マウスをボタンや操作部に置くと、ツールチップを表示してくれますので、迷うことも少ないでしょう。


アプリの項目では、アプリそのもののファイルサイズと、さらにアプリ自体が利用しているデータ量(ドキュメントのサイズ)が表示されます。この表示がなにげに重宝します。というのも、当鑑定団のように幾つものアプリをインストールして使って(評価)していると、どうゆう訳だか、異常にメモリの消費が激しい事があり、大抵の場合は、アプリのどれかがiTunesで表示されているファイルサイズよりも遙かに多くのドキュメント(アプリ内データ)を抱えている事がほとんどだからです。


ちなみに、この画面↑から、アプリのアンインストールをすることもできます。ダイレクトにアプリの削除操作を行うので、iTunesからアンインストールするよりも簡単で早いです。

バックアップ/レストア(復元)は、端末全体で行うこともできますし、アプリやデータ毎に個別に行うこともできます。


アプリのバックアップの場合、アプリそのもののバックアップを取ることは当然ですが、アプリ+アプリ内データをあわせて、まるごとバックアップすることができます。
この機能は、超超超便利で、アプリ内にあるゲームデータ、アプリ内課金で購入した追加コンテンツ、キャッシュや個別に作成したファイルや画像もすべて、マルッと保存してくれます。
もちろん、レストア(復元)時には、それらのデータも復元されますから、書類やゲームを途切れなく利用することができます。

そう、レストア機能は他の端末に復元することができますので、端末を移動することも簡単です。
しかも、AnyTransを通じて直接、2台の端末間でデータの移動とコピー、全体の移し替え(クローン)も行うことができます。

で。 MacCleanの時と同じように公式ページには、詳細なヘルプページが用意されていますので、使い方を詳しく確認することができます。

とにかく使い勝手が素晴らしく良いですし、インターフェースも親切で好感が持てます。
端末のバックアップを確実にしたい方、複数の端末をお持ちの方なら、必須のアプリと言えるでしょう。

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