2015年3月18日水曜日

ファイルを燃やし尽くせ! 機密書類を完全に削除するアプリ。その名も焼却炉(Incinerator)が無料セール中。

Incinerator
  • OS:OS X 10.7 以降
  • 掲載時の価格:無料
  • こんな方にお勧め:
    • セキュリティ意識の高い方。
    • 重要な機密書類を完全に削除したい方。
    • ハードディスクの中身をサルベージされても安心したい方。
  • チェックポイント:その名もIncinerator(焼却炉)という、ハードディスク内のファイルを完全削除してくれるアプリです。他人に見られたくないファイルの削除や、ファイル復旧アプリを回避して、書類を消滅させるのに最適です。
意外とご存じのない方も多いようですが、実はファイルを削除しても、ほとんどの場合、その中身はそのままハードディスクに保存されています。ファイル削除の直後であれば、ほぼ100%、ファイルを復旧させることが可能です。

Macに限らず、ほとんどのOSのファイル管理システムにおけるファイル削除とは「ファイル管理名簿から、当該のファイル名を消すだけ」の操作を行っています。帳簿上は消えているけれども、倉庫には残っている状態と考えればよいでしょう。いずれ、倉庫内のファイルも上書きされて消滅することになるのですが、それまでの間は、特殊なアプリを利用すれば、ファイルを復元することが可能です。

Incineratorは、ファイルを復元不可能なように焼却(破壊)するアプリです。機密書類や財務書類、帳簿や見られたくないファイルをこの世から完全に消し去ることができます。

使い方は簡単です。アプリを起動して、焼却したいファイルをDockアイコンにドラッグ&ドロップするだけです。


(大抵の方はDockを画面下部に置いていると思いますが、わたしは左端に置いています。)

すると、確認画面が表示されますので、ボタンをクリックしましょう。
設定項目もありますが、余程の目的がない限りは、そのまま変更する必要はありません。

ファイルをごみ箱に入れる場合と違い、焼却完了までは少し時間がかかりますし、CPUの負荷もありますが、焼却が完了すると、Macの通知センター経由でお知らせが届きますので、放置しておきましょう。通知が届けば、作業完了です。

たったこれだけで、任意のファイルを個別に焼却することができます。簡単ですね。
ヤバいファイルは問題が起こる前にキレイに焼却して燃やし尽くしておきましょう。そうすれば、見られることもありませんし、復元するのもほぼ不可能です。

Incineratorはただいま無料セール中です。この機会にぜひどうぞ。