2014年4月16日水曜日

iPhoneを遠隔操作。電話をかけて、メッセージを送って、ブラウザを操作して・・・これは便利!

myPhoneDesktop – Phone on your Desktop
  • OS:iOS5.0以降
  • 掲載時の価格:500円
  • こんな方にお勧め:
    • PC/MACから遠隔操作して電話をかけたい方。
    • ウンザリするほど長いURLをデスクトップから入力したい方。
    • iPhoneをリモートコントロールしたい方。
    • iPhoneに長文のテキストを入力したい方。
  • チェックポイント:ブラウザを操作できるということは・・・URLスキームを利用して、対応するアプリも動作させられるということです。遠隔操作でどこまでの操作が可能か(URLスキームと対応アプリを)探すもの楽しそうです。
無料セールの時に速報的に紹介しましたが、ある程度評価できたので、あらためてレビューをします。
非常に珍しい、iPhoneを遠隔操作できるアプリです。しかもワイヤレス・リモートコントロールです。紐(ケーブル)無しで利用できます。
しかもクライアント側(操作する側)は、MAC、Windows、Linuxに対応したデスクトップアプリが用意されており、しかもデスクトップアプリを使わずにブラウザだけでiPhoneを遠隔操作することもできるのです。 その気になれば、タブレットからiPhoneをリモートするなんていう、便利なんだか面倒くさいんだか、よくわからない使い方も可能です(笑)。

まずは、アプリを起動して、ログイン設定をしましょう。ここで設定するログインIDとパスワードは、後々デスクトップ側から遠隔操作(リモートログイン)する時に必要となります。特にパスワードはお忘れなきよう。心細い人はパスワードリマインダーを使えるようにメールアドレスを登録しておいた方が良いかもしれません。


アプリ画面は、非常にシンプルです。遠隔操作される側のリモートアプリですから、当たり前かもしれませんね。電話、ブラウザ、文書入力のいずれの画面も基本的に同じユーザーインターフェースです。


遠隔操作を受け付けるには、myPhoneDesktopを前面に起動しておく必要があります。正確には、バックグラウンドでもリモートコントロールを受け付けるのですが、発動する、つまり電話をかけたり、ブラウザを開いたりするのはmyPhoneDesktopがフォアグラウンドに表示された後になります。

では、デスクトップ側の操作です。こちらもシンプルです。今回はブラウザで利用してみましょう。まず、myPhoneDesktopのホームページにアクセスし、右側にある「Web Client」をクリックします。


早速、リモートコントロール用の仮想iPhoneのデスクトップが表示されます。


 先程、iPhoneアプリ側で登録したIDとパスワードを入力します。頻繁に利用される方はデスクトップクライアントをインストールするのが良いと思いますが、ブラウザ上でもパスワードの保存や複数iPhoneの登録が可能です。

ログインボタンをクリックすると、すぐにiPhoneと繋がりました。少なくともWi-Fiでの利用では待たされるという感覚はあまりありません。


iCloudと比べて、反応は桁違いに良いので、長文入力での利用だけでもかなり便利です。結構便利な機能や設定がメニューの各所にちりばめられており、利用するたびに、あ、こんな事もできるんだ!と気づかされます。500円とiPhoneの中ではやや高価な部類のアプリになりますが、使いこなせれば、かなり強力なツールになりそうです。特にURLスキームを使って、他のアプリを操作することができますので、組み合わせてみてはいかがでしょうか。