2014年2月12日水曜日

もうワンランクアップ↑のデジカメ撮影に。多彩なポーズ集アプリ。

Posing App
  • OS:iOS5.0以降
  • 掲載時の価格:300円
  • こんな方にお勧め:
    • ポートレート写真の腕を上げたい方。
    • 難しい写真技術書はちょっと・・・という方。
    • 彼/彼女をカッコ良く撮ってあげたい方。
  • チェックポイント:アプリ自体には撮影機能はありません。
今どき、ほとんどの携帯電話にはカメラ機能がついています。iPhone5sのカメラ機能なんて、安価なデジカメよりも遙かに高機能です。何時でも何処でもiPhoneがあれば撮影出来るわけですが、ただ単にレンズを家族や友人にに向けて撮るだけでは物足りなくなりませんか。あるいは以前ご紹介した自分撮りの場合でも、もっとカッコ良く撮したいと思いませんか。そんな時に役にたつのがこのPosing Appです。

撮影テクニックにランクアップには幾つかポイントがあります。その一つが「構図」の理解とマスターです。要は、被写体をどのように撮影枠内に納めるか、という事ですが、構図には3分割、黄金比、S字、三角、日の丸など、何種類もの定番があります。
・・・でもね。構図を理解して、選んで、被写体と向き合うっていうのは、やっぱり簡単ではないんですよね。また、人物写真の場合はチョットした腕や足の組み方や方向でガラリと表現が変わります。奥が深いのですねぇ。
でも、そんな難しい事は必要無いので、もっと魅力的な写真が撮りたい!という時には、カンニングペーパーを用意しましょう(笑)。模範解答を見ちゃえばいいんです。

Posing Appは、被写体別で魅力的に映えるポーズが収録されています。子供、女性、男性、カップル、グループ、結婚式、女性写真のカテゴリが用意されています。


例えば、女性カテゴリの一覧はこんな感じです。


それぞれの画像をクリックすると、ポーズの説明が表示されます。


ご覧のように、ポーズは「線画」です。
わたしも最初は思いました。えー、こんな下手くそなマンガっぽいので役にたつの?って。ところがですよ、意外とこれが良いのだ、ということが判ってきたのです。グラビアのように写真そのものであったり、リアルな描画だと、その写真や絵自体に描かれた被写体の顔つき、表情、服装、色に影響されてしまうのですが、このように単純な線画だと、逆に目の前の(カメラの向こうの)被写体に影響しないのです。

上達のためのテクニック集も収録されています。かなり良い内容なのですが、英語のみです。iTunesの説明には多言語化するって書いてあるので、待っているのですが、まだですねぇ。

300円(本稿掲載時)は線画として考えるとお高いです。でも、即使える撮影の「あんちょこ(虎の巻)」と考えるとお買い得でしょう。構図集やポーズ集は結構高価ですからね。selfie(自分撮り)を極めたい人には特にオススメです。

なお、なぜか同じコンテンツを収録しているらしい、似たような無料のアプリがAppStoreにあります。これには手を出さない方がいいです。iPhoneを放り投げたくなる程、広告が表示されて、iTunesに飛ばされて、いっこうにポーズ集を見る事ができません。上記に「収録している”らしい”」と書いたのは、広告に阻まれてまともにコンテンツを確認できなかったからです。本当に精神衛生上よろしくないので、お気をつけ下さい。